教育

コース紹介

探究コンパス

答えのない問いにどう向き合うか

 探究コンパスとは、実社会での課題や疑問に向き合い、それらへの対応策を考え出していく活動です。取り組みの中では外部の研究者を招き、教員と共に専門分野で生徒の探究をサポートします。
 生徒は自分たちが興味のあるテーマを設定し、背景を調べて課題を見出します。課題に対する仮説を立て、科学実験や各種調査によるデータ収集・分析を行い、様々な教科で得た知識を有機的につなげて思考を深めていきます。
 教科学習とは異なる答えのない問題に悩みながらも、科学的根拠に基づく議論や試行錯誤を重ね、研究結果を導きます。その研究結果について、ポスター発表やプレゼンテーションソフトを用いた口頭発表を行うことで、課題発見能力・問題解決能力・協働性・表現力を伸ばしていきます。

進路コンパス

大学合格をゴールにせず、さらにその先を見据える

 本校のキャリア教育の軸となる進路コンパス。その中では大学受験だけに留まらず、その先の将来までを思い描きながら生徒一人ひとりが自ら人生設計を行えるように支援を行っています。多くの卒業生の協力により、職業観を考えるきっかけとなる「職業講話」、大学生活をイメージする「大学生と語ろう」、受検勉強に直結する「合格体験発表会」などに加え、現役北大生によるチューター制度(学習支援制度)もそのひとつです。
 そのほかにも、北海道大学・札幌医科大学などの国公立大学、早稲田大学・明治大学などの私立大学のスタッフに個別相談ができる「校内進学相談会」、東京大学・早稲田大学など首都圏大学を肌で感じる「首都圏難関大学見学ツアー」、学年別の保護者向け進路説明会など、進路を意識してもらうための取り組みを多数行っています。また年間を通して個別面談、三者面談を繰り返し行うことで、教員が生徒や保護者への手厚いサポートを行っています。

学習コンパス

基礎知識を身に付け、知識を活かした主体的な学びへ

 第一高校が生徒に身に付けてほしいと考える学力とは、高度な学力や知識を有し、自ら考え、創り出す力です。「思考力・判断力・表現力・協働性」の問われる新たな時代でも、その礎となるのは常に基礎基本の知識・技能です。本校では何よりもまずその基礎基本を徹底的に鍛え、そのうえで思考力や表現力を養う仕組みで教育を行っています。

フォローアップ~授業内容の定着~

 フォローアップとは、学習において最も重要な日々の授業の定着を助ける制度です。授業内容の定着度を測る「単元テスト」は、大学入学共通テストで70%の得点を獲得できる力から、現段階で必要な力を逆算して作成しています。基準点に達しなかった生徒には、補習や再試験などを通して基礎学力の定着を促します。また、「到達度テスト」で個人個人の苦手分野を洗い出し、紐づけされた授業動画を配信し、未定着分野の克服を図ります。

講習~発展的な内容に挑戦~

 毎週月・水・金曜日に実施される日常講習では、授業より一段階上の「応用力」・「実践力」を育成します。また、各教科の教員が生徒に必要な力を判断したうえでオリジナルのテキストを作成しているため、自分に足りない部分を確実に補うことができます。長期休業期間にも各教科複数の講習が設定されています。分野や習熟度別で講座が分けられているため、生徒一人ひとりが自分のニーズに合わせて受講科目を選択し、学力を伸ばしていくことができます。

主体的な学習~自ら学ぶ姿勢を身に付ける~

 基礎学力や実践力の定着に取り組むうえで、主体的に学ぶ姿勢が重要となります。第一高校ではその実現のため、ICT機器を活用した双方向型の授業展開や教科間の垣根を越えた問題解決型のグループワークを行っています。ただ受け身の姿勢で授業を聞くのではなく、そこで学んだ知識を活用できる場が3年間を通して設けられており、生徒は自ら思考力や表現力を伸ばして卒業していきます。



総合進学

自分の得意分野を伸ばし夢にしっかり向き合える
文武両道を実現するコース

部活動に参加して、全国レベルの大会で活躍している生徒が多くいます。それぞれの経験を活かして学校推薦型選抜・総合型選抜等で道内外の国公立大学・私立大学へ進学していきます。国公立大学の一般受験にも対応したカリキュラムとなっています。

総合進学のポイント

授業サポート

部活動加入率が高く公欠が多くなってしまっても、ICT機器をつかった課題や動画の配信など、欠席時のサポートも行われています。安心して部活動に打ち込みつつ、学習もおろそかにすることなく進めることができます。

個別小論文指導

現代社会で強く求められている「思考力・判断力・表現力」などを身に付けるため、答えのない現実の問題をテーマに小論文に取り組み、教員からの添削指導を受けることができます。

個別面接指導

大学入試で面接試験のある生徒には、それぞれ担当の教員が割り振られ、個別で面接指導を行います。面接時のマナーから質問への対処法など、先輩たちが実際に経験した内容を踏まえたデータをもとに手厚い指導を行っています。

外部検定

英語検定をはじめとする各種資格取得をサポートする体制が整っています。毎年多くの生徒が積極的に受験し、英検準2級、2級を取得しています。

文理北進

全道・全国レベルの部活動を続けながら、北海道大学や道内外の国公立大学を目指すコース

2年次以降は志望大学を考慮したクラス編成により、個々への手厚い対応が行える指導体制が整っています。北海道大学だけでなく、東京大学、京都大学、医学部医学科などの国公立大学に合格者を多数輩出しています。

文理北進のポイント

朝学習

毎朝登校してから20分間、学習習慣の定着も兼ねた基礎的な学習に取り組みます。教員が作成したオリジナルの課題で日々の学習の定着度を測り、自分の弱点を把握、克服します。朝の時間に基礎を徹底することで、授業内でのつまずきを防ぎます。

講座制講習

放課後や長期休業中に生徒が自由に選択できる「講座制講習」が数十講座あります。また、3年生には受験直前の特別講座も実施しています。

週末課題

週末などの休業日はまとまった学習時間を確保できる重要な時間であり、志望校突破への鍵となります。教員が独自のテキストを配付して、週末の学習も徹底的にサポートします。

勉強合宿

2年次の冬に行われる合宿では、共通テストを意識した講習が行われます。実際の試験日の約1年前に2泊3日のスケジュールで集中して本番に近い学習を行うことで、受験に対する意識を高めます。

難関国公立大学や医学部医学科を目指す学習に特化したコース

他コースに比べ授業外のテストや課題などが充実しており、より効率的に学修を煤得ることができるため、学習をより優先した生徒向けのコースです。高校3年間の学習内容を2年半で修了するカリキュラムとなっており、効率的に受験勉強に取り組めます。

文理選抜のポイント

土曜講座

第2・第4土曜日の休業日、第1・第3・第5土曜日の放課後に行うレベルの高い講習です。入試を意識した高度な内容のため、生徒たちも目標を高く持ち、レベルアップを実感することができます。

放課後テスト

本校オリジナルの自主課題や週末課題などの内容を中心に、学習内容の定着度を確認するテストを放課後に行います。習得しきれていない内容があれば補講など通してその定着を徹底します。

勉強会

長期休業期間にそれぞれ3日間続けて9時から17時まで、集中講義形式で勉強会が行われます。各教科短期間に集中して講義を行うので、普段の授業よりも高度な内容を、時間をかけて丁寧に学習できます。

北大オープンキャンパス

1年次の夏休みにコース全員が参加します。高校生活の早い段階で大学の空気にふれることで、受験意識を高め、大学入学への期待を膨らませていきます。

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