学校案内

学校長あいさつ

学校長あいさつ

日本はもちろん世界でリーダーシップを発揮できる有能な人材の育成

学校長 八木 和彦

 

 本校では、昭和33年の開校以来、「目は高く 足は大地に」という校訓のもと、その実践を目指して教育を行っています。この校訓は、札幌南高校の初代校長で、本校の創立者である初代校長 山口 末一 先生が「札幌で一番の学校を創る」との思いを込めて制定したものです。

 それから、60年以上の年月を経て、日本だけでなく世界中に大きな変革がもたらされました。

 しかしながら、グローバリズムの波が押し寄せ、IT革命による変革が起こった現代社会においても、この校訓の持つ意味は不変であり、根底に流れる教育に対する情熱はより深みを持ち、脈々と受け継がれています。

 「夢を目標に変えて現実にする。そのために計画し行動することの重要性。」このことを本校に入学した生徒たちは考えます。これは自分の人生をどう生きていくかを3年間で探究することにつながります。

 高等学校の3年間は人生の中のわずか3年間に過ぎません。しかし、その3年間の高校生活で学ぶこと、学ぶべきこと、体験すること、体験すべきこと、かけがいのない友との出会いなど高校生活は人生の中でも密度の濃い3年間となるに違いありません。

 どんな環境にあっても、自分が強い意志を持って努力を重ねれば人生の目標達成に近づくことができ、さらに同じベクトルの目標を持った仲間たちとの出会いは勇気をもらい、活力につながるはずです。

 本校は、北海道屈指の進学校として高い評価をいただいていますが、進学だけに特化した学校ではありません。

 生徒たちは、3年間をかけて「進路コンパス」・「学習コンパス」を通じてキャリアデザインを実践し、「探究コンパス」を通じて課題を見つけ、正解のない問いに取り組みながら、徐々に自分だけの答えを探すことになります。もちろん、そこには学習と部活動の文武両道をこなし、行事や特別活動を通じ、建学の精神である「知・情・意・体」という調和のとれた人間を目指す教育理念が根底に流れています。

 札幌第一高等学校は、社会がどのように変化しても、「日本はもちろん世界でリーダーシップを発揮できる有能な人材育成」を目指し、日本であっても世界中のどこにあっても、リーダーシップを発揮して活躍できる人材育成を目指した教育活動を行っています。

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