第31回北嶺高等学校卒業式が行われました
3月1日(火)、全校生徒、保護者の皆様と共に、第31回卒業式が盛大に挙行されました。今年は、寮歌・北嶺応援歌を作ってくださったシンガーソングライター半﨑美子さんにもお越しいただきました。
31期卒業生119名と一昨年5月に急逝した故青木亮憲君のお父様に、卒業証書が谷地田校長より授与されました。続いて六ヵ年皆勤賞7名、三ヵ年皆勤賞8名、精勤賞35名、優等賞37名、校技柔道大会4連覇の森谷優貴君への特別賞が贈られました。
谷地田校長から式辞として、青木君との別れやコロナ禍での暮らしを経験した私たちにとって、半﨑さんの曲にもあるように、「当たり前のような日常は、特別で非常に尊いものであること」を忘れないでほしい、また寮歌にある「賢者」であるために、謙虚に、感謝を忘れずに辛いことがあっても生き抜いてほしい、との言葉がありました。
在校生代表の北川清隆君からの送辞に続いて、卒業生代表の伊藤拓朗君から、「北嶺で学んだことに誇りを持ち、自らの志を実現させることで北嶺での生活が真の意味を持つよう、さらに努力を重ねていきたい」という力強い決意の答辞が述べられました。
式の終わりには、31期生の6年間の思い出を振り返り、また青木君との日々を綴ったスライド上映とともに、半﨑美子さんが寮歌「道なき未知へ」、「サクラ~卒業できなかった君へ~」を含む全6曲を披露してくださり、会場全体が感動に包まれた、決して忘れることのできない素晴らしい卒業式となりました。
31期生が北嶺で学び経験したことを礎に、世界のリーダーとして活躍することを心から期待しています。また、6年間北嶺の教育方針にご理解・ご協力をいただきました卒業生の保護者の皆様には、心より感謝申し上げます。