北嶺教育の特徴

HOKKAIDOプロジェクト

「HOKKAIDOプロジェクト」始動

北海道プロジェクト

 

【世界を知る、日本を知る、北海道を知る】

 グローバル化が叫ばれて久しい現代社会、多くの困難に打ち勝って未来を切り拓く人材を育成するため、北嶺ではGプロジェクトをはじめとする様々なプロジェクトを実施してきました。世界に目を向け、未来を変えていく力を養うため、北嶺の生徒は国内外問わず多くの経験をしています。そのような力を基礎として、まずは地元である北海道の雄大な自然の理解や先人たちのフロンティアスピリッツを学ぶことも重要であると考えます。北海道、日本、そして世界へ。常に開拓し、前進する心を忘れない強い心を育成しようと考え、「HOKKAIDOプロジェクト」を始動させることになりました。主に中学生を対象としているこのプロジェクトを通し、生徒には多くのことを学び、視野を広げて深い洞察力・創造力を獲得するための第一歩にしてほしいと考えています。

【北海道の雄大な自然】
北海道プロジェクト

 

 北海道の大自然を直接見て感動をしてもらうため、2005年に日本で3番目となる世界自然遺産に登録された「知床」を探訪します。中学1年生を対象とし、釧路市から野付半島、知床を経て網走までの二泊三日の体験を予定しています。ひときわ優れた自然美を有し、また絶滅危惧種が生息しているなど特徴的な生態系を維持している知床。世界の原風景と呼べる知床を散策し、理屈ではない美しさを肌で味わい、感動を共有してほしいと思います。

 

北海道プロジェクト

 

【北海道の先人・アイヌの人々を知る】
北海道プロジェクト

 

 日本の先住民族として長い歴史を持ち、独自の文化を維持してきたアイヌの人々。文字で記録をする文化のなかった彼らのルーツには諸説があり、現在も正確な歴史的背景は不明なところが多いと言われています。つまり、今教科書に載っているアイヌの人々の情報は、あくまでも日本から彼らを捉えた一面的なものに過ぎないのです。アイヌの人々についての理解は文字を通してのものだけではなく、直接見て理解することが重要なのです。
 中学2年生を対象に、白老町にあるウポポイ「民族共生象徴空間」を訪れます。2020年7月にオープンしたウポポイはアイヌ文化を主題とした日本初の国立博物館として知られ、多くの展示物や体験コーナーがあります。体験コーナーではアイヌ文化を五感で味わうことができ、教科書だけでは知りえない我が国の先住民族の精神を理解することができます。

北海道プロジェクト

 

【中学3年間での体験、その先へ】
北海道プロジェクト

 

 HOKKAIDOプロジェクトでは「知床探訪」「ウポポイ」の他にも多くの体験学習を考えています。すでに実施している赤平市・植松電機でのロケット打ち上げ体験、三笠ジオパークでの化石・地層の実習研修、札幌市内の開拓の村や北海道博物館のほか、中学1年生から高校2年生では北海道の山々(手稲山、ニセコアンヌプリ、アポイ岳、羊蹄山、旭岳)を踏破しています。それらに加え、今後は中学3年生での道庁赤レンガの研修や道議会傍聴などの機会を考えています。

北海道プロジェクト

 

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