高校２年生石本隼司君が「小樽高校生フォトコンテスト2021」でグランプリに輝きました

　昨年、小樽市内在住または通学の高校生を対象に行われた「小樽高校生フォトコンテスト2021」で、高校２年生石本隼司君がグランプリに輝きました。今年のテーマは、「心に響く小樽の景色」であり、石本君は昨年準グランプリでしたが、今年は見事グランプリという素晴らしい結果になりました。

石本君より

（写真への思い）
　春休みのある晴れた日の写真です。この日はかねてから計画していた、小樽から毛無峠を越えて赤井川村へ入り、冷水峠を越えて余市町、そして小樽へ戻るという、全長約80kmのサイクリングを実行していました。市街地から10km登った場所にあるのがこの写真の撮影地、毛無峠展望所です。素晴らしい眺めを目の当たりにし、思わずシャッターを切りました。写真にある増毛山地の山々に、撮影日の2日前に登っており、自分が歩いた場所を眺められただけに、感動もひとしおでした。こだわったのは山と船の配置です。船が大海原へ進みだす様子を伝えられるよう、構図を工夫しました。

（受賞して）
　昨年準グランプリだったこともあり、今年こそはとグランプリを狙っていたので本当に嬉しかったです。1年間このコンテストを念頭に置いて写真撮影をしてきたので、達成感と努力が報われた思いでいっぱいでした。受験が近づいていますが、時間を見つけて来年のフォトコンテストもグランプリを目指すつもりです。昨年、新得町のフォトコンテストの自然部門でも入賞をいただいており、これからも見てくれる人の感性に訴えかけるような写真を撮れるよう精進していこうと思っています。

小樽市観光協会「おたるぽーたる」HP
https://otaru.gr.jp/citizen/otaruhs-photo-contest-2021-result