私たちは「北嶺にしかできない教育」を確立するため、次の3つの項目を柱にすえています。
中高一貫教育の特徴は、高校受験を意識したカリキュラム構成の必要がないことです。特に北嶺では、公立中学・高校の英語・国語・数学6年分の授業を5年間で終え、最後の1年間をすべて大学受験に費やすことができることです。このため、中高の教育課程を系統的に整理して、教材の重複を省いた独自のカリキュラムを採用しています。北嶺生は、他校生より一歩先にスタートに立てるのです。
北嶺の最大の特徴は、少人数制の男子高ということです。教員一人ひとりが生徒の成長を把握できるので、1学年400人にも及ぶ学校では実現不可能な個別指導が可能になります。このことが如実に現れるのが受験勉強のための指導です。本校では、塾や予備校に行かなくても大学受験に十分対応できます。個別のテキストで教員に添削指導を求める生徒に、きめ細かく対応できるのです。
公立中学・高校の週5日制、新学習指導要領については、導入当初から「学力の低下」が懸念され、今見直しが検討されています。しかし、北嶺では週6日制を維持し、中高一貫教育の中で、受験を意識した進学指導を展開しています。授業時間数は中学3年間だけで、公立の約1.6倍。これらが全国へはばたく北嶺生の基礎力になっているのです。