教育

全校登山

自然の大きさの中で、自分の限界に挑む

標高も難易度も学年が上がるごとに、手稲山、ニセコ・アンヌプリ、アポイ岳、羊蹄山、旭岳と、より高度な山に挑戦する登山は、事前学習や団体訓練を必要とする本格的なものです。自分と向き合い、自分に勝つ戦いですが、どんな困難な山でも、頂上のない山はありません。少しずつでも確実に歩を進めれば必ず登頂できるのです。そして、彼らには一緒に登る仲間がいます。ある時、4年連続で登頂できず、仲間の下山を待った生徒がいました。最後の5年目、みんなからどんどん遅れていきましたが、それでも彼は歩きました。そして初めて頂上に達したとき、仲間からは拍手が起こりました。仲間に励まされ、登頂した爽快感、その景色は体感した者にしか味わえないのです。

1年 手稲山

北嶺に入って初めての登山です。山頂付近では小雨に遭いましたが、登山訓練(宿泊研修)のおかげで、全員登頂。

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2年 ニセコ・アンヌプリ

去年に比べ、岩場や浮き石に難儀しながら山頂を目指しました。登り始める前から濃霧。霧の中を歩き続けましたが、途中で断念。

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3年 アポイ岳

初めてキャンプをしての登山のはずでしたが、キャンプ場に着くとクマの出没情報。登山は中止して、キャンプだけの実施となりました。

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4年 羊蹄山

今年も羊蹄に変更。キャンプ場到着時は小雨。「どうなることか」と心配しながらのテント設営でしたが、その後は雨も上がり、翌日、羊蹄を完全制覇。

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5年 旭岳

北嶺での最後の登山。集大成だというのに濃霧で登頂は断念。「姿見の池を一周して」と切り換えようにも、こちらも危険と判断して引き返しました

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今年はクマの出没や濃霧のために、3つの学年が山頂に立つことができませんでした。2年生、3年生は、来年さらにレベルアップした山に挑戦します。 5年生は、もうこの仲間と山頂を目指すことはありませんが、大学、人生という巨大な山に挑みます。

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