【ロースクール】前日本弁護士連合会副会長・弁護士　八木宏樹先生

　7月16日（土）、本校生徒の保護者であり、前日本弁護士連合会副会長の弁護士である八木宏樹先生にお越しいただき、「目の前の依頼者も、法律の制定・国の政策も～弁護士の活動あれこれ～」と題し、全校生徒に向けて北嶺ロースクール講演会を開催しました。
　前半は、弁護士の仕事・活動について、いわゆる「弁護士業務」、「会務」（弁護士会の仕事）、その他の公的な仕事のご説明をいただきました。その後、さらに専門的な内容で、日弁連の仕事を中心とした「会務」について、日弁連執行部や委員会活動、対外的意見発信とその「活用」、世論の喚起、国会対応・議員への働きかけ、立法への関与～法制審議会等～など、普段なかなか知ることのできないお話をしていただきました。
　「弁護士業務のあり方も様々であり、それぞれの弁護士が専門的に関わる委員会・分野によって弁護士会での活動のあり方も様々である。全国44,000人余の弁護士が、目の前の依頼者も、法律の制定・国の政策への関与も自分で選択して、好きな分野・得意な分野で社会貢献ができる。自由な立場で社会貢献することが仕事であり、将来の日本、世界を担う北嶺生もぜひ弁護士を目指してほしい。」という八木先生からのメッセージで講演会は締め括られました。
　また、講演会後には座談会も開かれ、弁護士や法曹界に興味のある生徒が参加してさらに踏み込んだ内容の質問を直接八木先生にぶつけていました。
　八木先生には本校父母の会会長もお引き受けいただいております。日頃よりご多忙の中、北嶺のためにご尽力いただいております。改めて感謝申し上げます。