学校からのお知らせ

学校からのお知らせ

【Sプロジェクト】中学1年生 三笠ジオパーク研修

 11月3日(水)に、中学1年生が「サイエンスプロジェクト」・「北海道プロジェクト」の一環として三笠市立博物館を訪問しました。3つのグループに分かれ、三笠市立博物館・野外博物館の見学、アンモナイトのレプリカづくりを体験しました。
 三笠市立博物館では、約600点以上もの北海道産の「アンモナイト」の化石や、国の天然記念物に指定された「エゾミカサリュウ」の化石や等身大の恐竜の模型等が展示されており、アンモナイトや恐竜のわかりやすい解説が見られる大型モニターを活用しながら1億年前の世界を体験することができました。
野外博物館では、学芸員さんの懇切丁寧な解説を聞き、1時間以上かけて全長1.2 kmのサイクリングロードを散策しながら、動植物や地層の観察をすることができました。そこでは、垂直に隆起した泥岩、砂岩、礫岩(れきがん)からなる約1億年前の白亜紀層と、石炭層を含む約5000万年前の古第三紀層を観察できるだけではなく、明治時代以降に三笠市でさかんであった石炭産業にたずさわる人々のくらしや三笠での炭鉱の歴史も知ることができました。
 アンモナイトのレプリカづくりでは、5種類のアンモナイトの化石から取った型枠の中から自分の好きな型枠を選び、その中に石膏を流し込んで制作しました。生徒たちは自分だけのレプリカを制作しようと、集中した表情で作業に取り組んでいました。完成したレプリカは記念として持ち帰ることができました。
 今回の三笠ジオパーク研修によって、見たり触ったりという直接的な体験ができ、中学1年生で学習する地学の地層分野を深く理解することにつながりました。三笠市立博物館の学芸員さんには大変お世話になりました。深く感謝申し上げます。

 

  • アンモナイト

  • 世界最大のアンモナイト

  • エゾミカサリュウ生態復元模型

  • アロサウルス

  • 野外博物館(学芸員さんによる説明)

  • 幾春別層(5000万年前の地層

  • 旧幾春別炭鉱錦立杭櫓

  • 野外博物館(学芸員さんによる説明その2)

  • 石炭層(黒いダイヤ)

  • イノセラムスの化石

  • アンモナイトレプリカづくり

  • アンモナイトレプリカづくりその2

  • アンモナイトレプリカづくりその3

pagetop
WP2Social Auto Publish Powered By : XYZScripts.com