【ボランティア】中学1年生ボランティア講演会
2月19日(水)の6時間目に、中学1年生を対象にボランティア講演会を行いました。昨年度に引き続き、「社会福祉法人ノテ福祉会・特別養護老人ホームノテふるさと」施設長の藤本昌子様にご来校いただきました。講演では、特別養護老人ホームの役割や、高齢者福祉施設でボランティアを行う際の心構え・注意点について、詳しくお話しいただきました。特に、高齢者と接する際には、相手の目線に合わせ、ペースを尊重しながら会話すること、そして明るい笑顔で目を見て、ゆっくりと言葉をかけることの大切さを、中学1年生にもわかりやすく丁寧に説明してくださいました。また、講演だけではなく、実際に車いすを使っての実習も行いました。実習の中で、車いすを利用する高齢者の方に「今から動きますよ」などと声をかけることで、不安感を抱かせないように最大限注意する大切さを学びました。
さらに、生徒からの質問にも、藤本先生はご自身の経験を交えながら丁寧に答えてくださいました。講演の中で、「ボランティアは無償で行うものであり、相手の気持ちや立場に寄り添うことが大切」という言葉を生徒にかけてくださり、中学生でも身近にできるボランティアの例を紹介してくださいました。これにより、生徒たちは「自分にもできることがある」と実感し、ボランティア活動への意欲を高めることができたようです。自分がボランティア活動として何ができるかを考えることができた有意義な一時間となりました。