学校生活

弓道

 弓道は日本武道の一つで、「静」というイメージがあるかもしれませんが、実は定められた射法に則った「動(動作)」が重要となり、また、毎回同じ動作をしているように見えますが、全く同じ動作で射ることが大変難しいところに奥深さがあります。弓道の道具は子供用がなく、小中学生での経験者がほとんどいない状況ですので、高校入学後は誰もが初心者からスタートします。そのため、高校から新しいことに挑戦してみたい人に向いています。なお、体力や集中力などに自信がない人でも射ることができますし、素直に練習すれば確実に伸びていく競技です。
 さて、弓道部は本校開校時より続くとても伝統のある部です。練習環境としては、専用の弓道場があるため天候に関係なく練習ができ、弓道場を持たない学校に比べてとても恵まれています。さらに、弓道有段者の教員から直接指導を受けることができ、相談にも応じてもらえる点も強みだと思います。
 弓道は、毎日少ない時間でもいいので練習することにより正しい射形を身につけることができます。そして、早い人で半年ほど練習すれば5割以上の的中が可能となり、さらに伸びれば大会で上位を狙うことができます。これまで北海道大会はもちろん、全国大会へも多数出場したことがあり、伝統と実績を残してきた部です。
 一方、部員たちは文武両道を目指しており、弓道の大会成績だけではなく、志望校の合格を勝ち取って卒業しています。過去には現役で東京大学に合格した部員もいましたし、最近では、北海道大学や東北大学などの国公立大学に合格する部員もいますので、弓道だけではなく学習面でも後輩たちの良い手本となる先輩たちがたくさんいます。

大会名 競技種目 成績 生徒氏名
第50回札幌支部高等学校弓道春季大会 男子個人 優勝 山口 秀大
第77回北海道弓道大会(少年の部) 男子団体 優勝  
  男子個人 特別賞 林 弘之介
第70回札幌支部高等学校弓道選手権大会
男子個人 優勝 松嶋 泰渡
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