京都大学大学院林潤教授(北嶺7期生)による特別講演会
2024年9月4日(水)、北嶺7期卒業生である京都大学大学院エネルギー変換科学専攻の林潤教授をお招きし、特別講演を開催しました。
林教授は、北嶺を卒業後、慶應義塾大学理工学部を経て、2009年に大阪大学大学院工学研究科で博士(工学)を取得されました。富士通株式会社での勤務を経て、大阪大学で助教、講師を歴任し、その後、京都大学大学院エネルギー科学研究科にて准教授を務め、2022年4月には教授に就任されました。
林教授は、地球環境と共生できる人間社会の発展に寄与することを目指し、高効率クリーンエネルギーシステムの構築に取り組んでおられます。特に、エネルギーの発生、変換、制御、利用に関する分野で、精力的な教育・研究活動を展開されています。
今回の講演では、「北嶺から大学教授になるまで」をテーマに、北嶺時代の思い出、パリ留学時代の経験、京都大学の紹介、大学・大学院時代のエピソード、研究者への道のり、さらには専門分野であるエネルギー変換科学や燃焼とエネルギーについて、幅広くお話しいただきました。
講演中、生徒たちから多くの質問が寄せられましたが、林教授はその一つ一つに丁寧にお答えくださいました。この貴重な機会に、先輩である林教授から直接お話を伺うことで、生徒たちにとって進路や将来について考えるきっかけとなったことを期待しています。
林教授の教授就任を心よりお祝い申し上げます。