学校からのお知らせ

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【HOKKAIDOプロジェクト】中学2年生 昭和新山・ウポポイ研修

 2021年10月14日(木)、今年から始まりましたHOKKAIDOプロジェクトの一環として、中学2年生が昭和新山とウポポイ(民族共生象徴空間)に行ってきました。
 昭和新山では洞爺湖有珠火山マイスターの方々の案内で、一般の方が立ち入ることができない第四火口まで特別に見せていただきました。地面の温かさを感じ、この山がまだ生きて活動していることを実感することができました。
 戦中の昭和18年から20年にかけて有珠山が噴火をし、何もない畑が隆起して昭和新山となりました。当時、壮瞥郵便局長であった三松正夫さんは「噴火は地球の内部を探る最大のチャンス」の教えに従い、寝食を忘れ、創意工夫を重ねて、この噴火活動の一部始終を調査し記録をしました。その記録こそが三松さんの名前が付いた、世界に有名な新山成長記録である「ミマツダイヤグラム」です。その後、三松正夫さんは、全財産をはたいて昭和新山生成地をすべて買い取り、その保護に努めました。今回、「ミマツダイヤグラム」の原図だけでなく、記録や写真、スケッチなどが多数展示されている三松正夫記念館を訪問させていただきました。
 また、昨年開業したばかりのウポポイ(民族共生象徴空間)を訪問するにあたり、社会の時間を通してアイヌ民族・文化について調べ、オリンピックの札幌で開催されたマラソンの出発前に披露されたアイヌ民族の伝統舞踊の映像を見るなど事前学習をしました。国立アイヌ民族博物館では伝統的なアイヌ文化だけでなく、現代の多様なアイヌ文化を感じることができる展示を見学しました。アイヌの昔のチセ(家屋)も再現され、室内の見学もできました。また、伝統的な歌や踊り、楽器の演奏などを直接体感することもできました。このように直接北海道の雄大な自然や北海道独自の文化に触れることができる機会に恵まれ、座学だけではわからない多くのことを学ぶ研修となりました。

 

  • 昭和新山

  • 昭和新山

  • 昭和新山

  • 三松正夫記念館

  • 三松正夫記念館

  • 三松正夫記念館

  • ウポポイ

  • ウポポイ

  • ウポポイ

  • ウポポイ

  • ウポポイ

  • ウポポイ

  • ウポポイ

  • ウポポイ

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