第2回進路講演会が行われました
今年度第2回進路講演会が12月14日(木)6時間目に本校体育館で実施されました。今回は、ユニセフ・カンボジア事務所でご活躍され、現在は一般財団法人日本国際協力センター教育監理員である藤原幸恵さんに講演をいただきました。
藤原さんは日本ユニセフ協会北海道支部の評議員としてもご活躍されており、ご自身が国際ボランティアに興味を持たれるようになったきっかけや、アメリカでの大学院生活、そして現在に至るまでのボランティア活動の内容について、カンボジアでの具体的なご経験を踏まえてお話いただきました。分かりやすい写真やユーモアを織り交ぜながらの詳しい説明で、どの生徒も真剣な表情で聞いていました。体育館入口に大きさ・重さが本物と同じ地雷のレプリカを展示していただき、多くの生徒が実際に手に取り、その重厚さに驚いていました。
また、放課後には藤原さんと北海道ユニセフ協会学習講師の小原佳子さんを囲んで座談会が行われました。中学1年生から高校2年生の11人の生徒が参加し、国際ボランティアに参加した際の経験談、ユニセフ職員として働くためのプロセス、ボランティアの意義等について詳しくご説明いただきました。質疑では参加した生徒全員が質問をし、限られた時間の中ですべてに丁寧にお答えいただきました。とても貴重な機会となりました。本当にありがとうございました。
すでに北嶺では、ユニセフの「ハンドインハンド募金」に参加しているほか、生徒会による赤い羽根共同募金や街頭募金などのボランティア活動にも取り組んでいます。そして今回は、生徒のボランティア活動に対するさらなる意識向上のための2度の全校アンケートを実施しました。
今回の講演が、今後北嶺が学校全体としてボランティア活動に参加していく礎となっていくことが期待されます。