【快挙】34期佐藤蓮さんアマースト大学合格 ー 世界最高峰の知の舞台へ
本校からアメリカの名門「アマースト大学(Amherst College)」に34期生佐藤蓮さんが見事合格しました。アマースト大学は、マサチューセッツ州にある全米トップのリベラルアーツ・カレッジのひとつで、その教育の質と学生の知的レベルは、ハーバード大学やスタンフォード大学と肩を並べるほどと評価されています。
リベラルアーツ・カレッジとは、少人数での対話型授業を重視し、幅広い教養と深い思考力を育むアメリカ独自の大学形態です。アマースト大学はその中でも特に「自由度の高さ」と「学問の深さ」で際立っています。専攻(メジャー)は入学後に自由に選ぶことができ、他大学とのクロスレジストレーション(科目履修の共有)も充実。たとえば、近隣の名門大学群「ファイブ・カレッジズ(Five Colleges)」のハーバード級の授業にも参加できる環境が整っています。
学生一人ひとりに対する教授の関わりも非常に濃密で、全授業の平均クラスサイズは18人以下。授業はただ知識を受け取る場ではなく、教授や仲間との知的対話を通じて「自ら考える力」を徹底的に鍛える場です。
世界中から選ばれた優秀な学生が集まるアマースト大学は、合格率わずか3%(今年は500/15000)という狭き門。その中で日本人学生が名を連ねることは極めて稀であり、まさに「知のオリンピック代表」と言っても過言ではありません。今回の合格は、本人の努力はもちろん、佐藤さんが北嶺の6年間で身につけた探究心、対話力、そして未知を恐れない勇気が認められた結果です。北嶺の教育理念である、「世界で通用する人材」とは何か、そして「真の学びとは何か」を体現する進路選択として、今後の後輩たちにも大きな示唆を与えるでしょう。