学校からのお知らせ

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北嶺メディカルスクール講演会 講師:道立羽幌病院 佐々尾 航 先生

 佐々尾先生は北嶺8期生の先輩で、自治医科大学をご卒業後、札幌、函館、利尻島など道内各地9年間の研修医時代を経て、現在は道立羽幌病院で副院長として勤務されています。日々訪問診療、巡回診療などの医療活動に加え、総合診療医の育成、地域と病院を結びつけるための取り組みなど、多岐にわたる分野でご活躍されています。羽幌病院は、「へき地医療」「家庭医療」「プライマリケア」「総合診療」などのキーワードで定義づけされる医療が展開されており、その中で特に「総合診療医」が重要な役割を果たしているということを伝えていただきました。加えて、高齢社会における北海道の地域医療や地域包括ケアシステム、北海道のへき地に必要とされる人材、自治医科大学について、大変丁寧に詳細にご説明いただきました。
 今回のお話は、「どのような医師になりたいか」「医師にはどのようなものがあるか」ということをしっかり考えるということがテーマでした。医師になるということのみを考えるのではなく、具体的にどのような医師になりたいかという大きな目的意識が大切だということであり、多くの生徒が北海道の地域医療に従事する佐々尾先生のご経験やお考えを踏まえ、普段よりも踏み込んだ観点で医師、医療について考察することができました。
 佐々尾先生には大変お忙しい中お越しいただき、貴重なお話をいただきました。本当にありがとうございました。

  • 講師紹介

  • 佐々尾先生による自己紹介

  • 講演中の様子

  • 講演中の様子(2)

  • 質疑

  • 質疑(2)

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