学校生活

青雲寮 Q & A

青雲寮 青雲寮コース 施設紹介 青雲寮 Q & A 寮の行事

寮の生活に関するQ&A

「青雲寮」では現在、全校生徒の約2分の1が共同生活をしています。でも寮生活を初めて体験するお子さんや、ご両親には不安やわからないことがいっぱいでしょう。ここではその不安を取り除くために、いろいろな質問にお答えしましょう。

寮に入れるメリット

 目標に向かってしっかり学習できる環境が整っているのがメリットです。それに1年生から6年生までの幅広い年代の生徒がいっしょに共同生活する中で、今後の人生に必要な人間関係といった、教科書では学べないことも身につけられます。

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寮の1日のスケジュール

 平日は午前7時に起床、顔を洗って8時までに朝食をすませ、8時20分には登校します。授業の終わる午後3時30分から学習の始まる7時までは基本的には 自由時間ですが、この間に入浴(~6時40分)や夕食(5時~6時半)をすませます。途中30分の休憩・夜食を取りながら11時には学習を終え、11時 30分に消灯というのが日課です。土曜日や授業のない日曜日には多少スケジュールが変わりますが、しっかり自主学習の時間が設定されているのが特徴です。

    平日 休日
dormitory_qa02 起床
点呼・清掃
朝食
7:00
7:10~7:15
7:00~8:00
7:40
7:45
7:30~8:40
dormitory_qa03 登校 ~8:00(中)
~8:20(高)
自由時間
dormitory_qa04 入浴 15:30~18:40
dormitory_qa05 夕食 16:30~18:30
dormitory_qa06 学習(前半)

休憩・夜食
学習(後半)
19:00~20:00
20:10~21:00
21:00~21:30
21:30~23:00
dormitory_qa07 消灯 23:30
※希望者は学習の延長を許可しています

青雲寮の指導体制(寮母、寮教諭、寮監の違い)について

 現在、青雲寮は寮監長1名(校長兼務)、副寮監長4名、寮母2名、寮教諭13名、寮監4名、家庭教師的寮監1名、看護師(養護教諭)2名の25名が常勤で勤務しています。本校の卒業生で北海道大学や札幌医科大学の医学部生を中心にチューター31名も寮生のサポートにあたっています。
 寮母は朝7時~18時前後まで寮生のお母さんとして、健康面、精神面、あらゆる面からサポートしています。保護者の方のよき相談者となって大きな信頼を集めています。寮教諭という先生は、午後1時に出勤し、午後から学校の授業を受け持ち、そのまま深夜23時まで寮生の学習指導・生活指導にあたる職員です。また、各学年別に寮教諭の先生3~4名が担当者となり、生活面の指導や保護者の方との連絡などを行います。寮監という先生は、教科指導は直接しませんが、 学習室での自習監督、生活面の指導にあたります。家庭教師的寮監は、成績が振るわない生徒に対して個別指導を専門に行っています。さらに学校の教員では、 寮生担任が1年生~6年生各4名の計24名、寮務部の先生が9名で寮生のサポートにあたっています。

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朝食・昼食・夕食・夜食

 食事はすべて寮の食堂でとります。食堂は外部の業者に委託し、連携をとりながら運営しています。 朝食は朝7時~8時までの間にとります。朝食は和食・洋食のバイキングとなっています。昼食はA定食・B定食から選べます。夕食は日替わりの定食が用意されています。夜食はおにぎり、サンドイッチ、玉子丼ぶりなどが日替わりで用意されています。アレルギーがある場合は個別に献立を用意する等の対応をしていますので、お気軽にご相談ください。

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お風呂・シャワー

 お風呂やシャワーは1日4回入ることができます。 ① 朝6時~7時 ②下校時~18時50分  ③21時~21時25分 ④23時~23時25分  朝野球や朝サッカーをする生徒がいるため、朝6時~7時も入ることができます。

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洗濯について

 洗濯は自分でする必要はありません。衣類にはすべて自分の名前、寮生番号を記入し、洗濯物を出すと翌日の夕方には自分の棚に戻されます。土日も関係なく毎日洗濯してもらえます。部活動などで翌朝に必要な場合のみ自分で洗濯をしていただきます。クリーニング屋さんへは有料で週2回出すことができます。

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学習時間のサポート体制

 中学生は学習室や補習室、学校の特別教室などで自学自習に取り組んだり講習などを受けています。高校生は部屋学習が基本ですが、教員による講習を選択制で受講しています。 学習時間中は、基本的に寮教諭の先生が全学年を巡回し、質問に対応しています。また、寮教諭の先生による講習、補習も行っています。北嶺生を20年以上教えてきた家庭教師の先生も職員として家庭教師的小集団指導を行っています。また北大医学部、札幌医科大学などの卒業生がチューターとして巡回しながら、質問に答え、進路相談にものっています。学校の教員も毎日寮生だけのために英語、数学、国語、理科、社会の夜間講習を行っています。学校の授業を中心に学習し、 わからないことは青雲寮で、寮教諭の先生、チューターの先生、学校の教員がフォローしていくというコースが青雲寮コースです。

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寮生と通学生の成績の差

 寮では、上記のような万全の学習のサポート体制を整えています。しかし、本人の勉強する意欲、意志が一番重要です。寮生全てが成績上位になっているということはありません。上位、中位、下位になっている寮生は通学生と同様にいます。学校も青雲寮も魔法の学校ではありませんが、6年後、寮生一人一人の夢を叶えるために青雲寮では万全のサポートを続けていきます。

携帯電話について

 必ずしも持たせる必要はありません。電話は公衆電話があります。また寮事務室で取り次ぎもしております。携帯電話を持つ場合、中学生は自由時間以外の学習時間と就寝時間は事務室に預けることになっています。自由時間(放課後から18時45分まで・21 時~21時25分まで)は使用ができます。高校生は自己管理することを許可しています。また携帯電話といってもスマートフォンは禁止しています。

お金の管理

 中学生は財布を18時30分までに寮職員室に預けることになっています。ジュースやアイスを自動販売機で購入するために、各自で小銭を数百円持っている生徒も見られます。お小遣いは、1週間に1回、水曜日に事務室に必要金額をお小遣い払出票に記入し提出すると、1回1000円まで引き落とすことができ、4週間で4000円を引き出すことができます。これ以外に帰省のための交通費や部費など必要に応じて保護者の方から寮に連絡があり、了解していることを確認した場合は、個人口座から引き出すことが可能です。

売店の利用

 寮内の売店は、月曜日と水曜日と金曜日に開店します。お菓子やアイス、ジュース等、文具、石けんなどの日用品が販売されています。購入する場合は、現金を使用せず、ICカードを使い、月末に保護者の方に請求書を送付し、引き落としをさせていただきます。お菓子類は、1回につき400円以内、週に3回で1,200円以内としています。文具や日用品は制限を設けていません。

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病気になった場合

 朝から具合が悪い、ケガの調子が悪いなどの理由で登校できない場合、寮母・寮教諭・寮監が対応し、必要に応じて病院へ車で連れて行き、連れて戻って来ます。通院の前後には必ず保護者の方へ連絡を取ります。インフルエンザのような場合は、寮内の医務室で隔離をします。こまめに検温を行い、水分補給・果物などを提供し、必要に応じておかゆなどの特別食を提供します。

入院になった場合

 ケガや盲腸などで入院になった場合も寮ですべて対応いたします。遠方の方ですぐに来られない場合でもご安心していただけるよう配慮しています。

外出について

 平日の外出は原則禁止です。ただし、保護者の方が同伴する外出、病院、習い事等の外出は可能です。土曜日と日曜日は基本的に前日までに届けを出せば自由に外出できます。

自転車貸し出し

 貸出用自転車は45台あり、安全のためのヘルメットをかぶり3時間の使用が認められています。近くのホームセンターやスーパーマーケット、書店、散髪などに出かける際に利用されています。

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土曜日・日曜日の過ごし方

 土曜日の午後は部活動をする生徒、寮に戻りのんびり過ごす生徒、近くのスーパーなどに買い物に出る生徒と様々です。日曜日は札幌市内の出身者を中心に 2~3割くらいの生徒が帰省しています。逆を言えば7~8割の生徒は寮に残っていますので、寂しいということはありません。日曜日には、午後に映画館のような大スクリーン、大音量で生徒の希望する映画が上映されます。体育館には先生が付いて、自由にバスケットボールやバレーボールなどスポーツに取り組むことができます。もちろんグラウンドで野球やサッカー、テニスコートでテニスやバドミントンなどをして遊ぶこともできます。その他にもボードゲーム、バギー、サウナ、ボルダリングなども楽しむこともできます。

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帰省について

 外泊願を出せば、休日に帰宅したり、親御さんと一緒にホテル等に泊まることも可能です。上記にもあるように、週末に帰宅している生徒もいますが、遠方から来ている生徒は5月休み(約一週間)、夏・冬・春休み、秋休み(5日間前後)に帰省します。1年生の最初の帰省は5月のゴールデンウィークになります。帰省の時期になると折りを見て、本州出身者を集め、帰省の仕方を指導します。同じ方面の出身者は同じ時間帯の飛行機を取るように指導したりできるだけ一緒に帰るようにアドバイスします。もちろん友人と複数で行かせるようにするなど具体的に指導を行います。また寮生専用の大谷地経由新千歳空港行きバスを出して寮生がスムーズに帰省できるようにしています。

部屋替えについて

 1~5年生(高校2年生)までは基本的には2人部屋です。6年生(高校3年生)のみ1人部屋です。特に1・2年生は一年間に5~6回の部屋替えを行います。基本的に担任寮教諭が生徒の希望などを取り入れながらいろいろな人と円滑に生活、学習が行えるように部屋替えを行います。

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布団・家具について

 自分の布団を持ち込んでも構いませんし、貸布団を利用することもできます。また部屋には机、ベッド、クローゼットが備え付けですが、中学生はあまり大きくないカラーボックスや衣装ケースであれば1つのみ持ち込むことができます。

新聞コーナー

 北海道新聞・読売新聞・朝日新聞・産経新聞・日本経済新聞・日刊スポーツ・道新スポーツなどの新聞が置いてあり、毎朝、毎夕多くの生徒が読んでいます。更に雑誌(スポーツ誌や英文誌など)もホールに置いてあり読まれています。

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テレビについて

 休憩時間は、1階、2階ロビーでソファに座って見ることができます。オリンピックやワールドカップ、オールスターゲームなど生徒が特に見たがるものは学習時間でも特別に見ることが許可される場合があります。

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パソコン環境

 寮内では、貸出用ノートパソコンやiPadを利用することができます。休憩時間などに、職員に一声かければ、気軽に自由に使用できる環境を整えています。

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ゲームの使用について

 生徒の希望は多いのですが、寮内でのパソコン、ゲーム機、携帯や音楽プレイヤー等でのゲームは学習の妨げになるので禁止しております。

塾(習い事)について

 寮生の中には家庭教師についている生徒や塾に通っている生徒も数名います。ピアノなど習い事に通いたい場合は、職員にご相談ください。

保護者が学校に来るのはどんな時か

 基本的にはいつでも来校、来寮可能ですが、学校行事としては、5月と10月の参観授業や懇談週間、7月の北嶺祭を始めとして、その他にラグビー大会や柔道大会などもあります。機会があればぜひお越しください。ただ、一度もご来校いただけなくても問題はありませんのでご安心ください。

寮内でのいじめやトラブル

 上級生と下級生が学校、寮内でトラブルになることはまずありません。1年生の半年間は同級生のケンカなどのトラブルはよく起こります。寮教諭、寮母、教員、チューターなど多くの人間で寮生の様子を細かく見て、面談を頻繁に行っていますので、問題が小さなうちに指導することができており、兄弟ゲンカのレベ ルのうちに解決することができています。特に1~2年生の生徒の様子は毎日寮監⾧(校⾧)に細かく報告されており、必要に応じて寮監⾧(校⾧)から迅速且つ適切に指導するように指示が出されています。

ご子息との連絡方法

 電話の取り次ぎを寮職員室で行っています。ただし、学習時間中の取り次ぎは、緊急時以外はできません。携帯電話は、中学生は休憩時間のみ利用させています。(使用しない時間帯は寮職員室で預かっています。)高校生は、携帯電話の所持を認めていますので、メールや電話での連絡は可能です。

お菓子などの差し入れ

 食事の心配は一切ありませんし、売店や自動販売機もありますが、お菓子などを送ってきている保護者の方もいらっしゃいます。

SEA(SEIUN English Activity)とは何ですか?

 青雲寮内で行われている英会話活動の愛称です。 学校からサザリー先生や北海道大学の大学院で研究をされている様々な国(米国、英国、カナダ、ハンガリー、アゼルバイジャン、エジプト、エチオピア、パキスタン、バングラディシュ、インド、インドネシア等々)からの留学生達がSEAの活動に参加していただいています。英語の技能の向上はもちろんのこと、異国の文化を学ぶ良い機会として、生徒たちは楽しく活動に参加しています。

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その他、ご質問、ご相談がありましたら、遠慮なくご相談下さい。

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